プログラマメモ2 - programmer no memo2

Yahoo pipesを使ってみて感想 - ざっくばらんに。 2008/01/26

yahoo.comのpipesを使ってみてます。



あまりにも簡単にサイトのデータをスクラッピング(scrapping)できるのでびっくりしています。
※もちろんそれなりに苦労しましたけど。感覚としては楽しい!!

ビジュアル系のプログラミングツールってどうかなって思っていたのですが、考え方を改めようと思います。
パイプをつなげていく感覚がしっくりきます。

何故なのかなぁと思ったのですが、プログラムって極端な話、あるデータが、別のデータ形式に形を変えて移動するようなものじゃないですか。たとえば、データベースからデータを取得して、変形して表示するって感じで。

それをプログラマさんがせっせっと変数という箱に代入して、加工して、また別の箱にうつして、ユーザがみえる画面にこつこつ配置するって感じで。

まあ、その過程ってパイプをつなげてそのパイプがつながったさきでいろいろとごにょごにょするって感じと似ていると思うんですよ。

で、UMLなんかの図で線ひっぱてつなげていく感覚とも近いのかな。
ほんと、業務でもUMLみたいな図を書いたらプログラムが動けばいいのにと思いますよ。

まあとにもかくにも、下手な僕なんかががりがりコード書くよりしっかりと動くものがつくれるのがすごい!!

あとですね、UIの表現がいいですね。
感心したのが、透明の使い方です。
まず下のような状況で、配線がわからなくなりそうですが、


手前のウイジエットが半透明になってくれるおかげで、うしろの配線が見える!!


なんだろうなぁ、これからこういったところへの配慮がアプリケーションのよさにつながっていくんだろうなと思ったりしてます。

グラデエントや、トランスペアレントとか、動きのエフェクトとか、実は、この辺当たりが次のユーザビリティにつながっていくのかとかなんとか。脳はそういう刺激を望んでいるだと思います。

pipesを使いこなすには、あと正規表現の知識は重要かもと思いました。結局文字列操作なので、効率(実行効率という意味ではなく)よく書くためにはどうしても。

かなりおすすめでYahooのpipes。

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