雑記 おぶじぇくとしこう 2008/03/27

ナイーブな自分


オブジェクト指向について、僕が、昔、感じて考えてことは、これって世界を写し取れるかも、という、まあ壮大なことだったわけです。
それで、プログラム書けるってすごいなぁとか思いつつ、いつか、思いのままにオブジェクトを作って、世界をいじるんだとか思ってたかも知れません。しかし、いまは、そんなナイーブなことは考えていません。

結局は、オブジェクトを作る人の主観なわけです。


結局は、クラスを作る人の主観なわけですと、言い切ってしまうのも、どうかと思うのですが、そんなにはずれてないと思います。現実をスケッチして、がんばって表現しようとしてもですよ、それはやはり現実、現象のある一面を捉えているものでしかないわけであって、それは《あなたの世界》をこえて存在しているわけではないと思うのです。
その人の受けた学校教育や、それまでの経験、読んだ本、経験してきたプロジェクトとか、世界観がもろに反映していると思うのです。

なぜ、こんなことを書く方いいますと


がんばってオブジェクト脳をつくらなければいけない必要もないわけで、自分が相手にしているシステムの、問題領域(ドメイン)にまあせいぜい注意して、がんばっていこうかなという意思表示なわけなのでした。

: